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またの名をグレイス ほか [新刊情報]

本日の気になる新刊本情報です。すみません、ちょっとサボってました。良いの出てるよ~。
 
 
またの名をグレイス 上 (1)

またの名をグレイス 上

  • 作者: マーガレット・アトウッド
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本
またの名をグレイス 下

またの名をグレイス 下

  • 作者: マーガレット・アトウッド
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/04/24
  • メディア: 単行本

岩波書店の単行本です。まだ知らなくて、あ、出たんだ! と喜んだ方、発売日をよく見てね。って私たちがショックを受けたから言ってるんだけど。がーん、上下巻別出しなのね。まだ上巻だけの発売です。内容は「現代カナダ文学を代表する作家アトウッドの最高傑作。1843年にカナダで実際に起きた殺人事件を、入念な資料調査をもとに仕上げた作品。人間存在の根源に関わる問題をミステリー仕立で描き上げた力作。」ということで、揃ってから読むか、上巻を先に読んで下巻を待つか(24日には出るし)、どっちにしても絶対に読みたい作品ですっっ。
 
 
密会 (Shinchosha CREST BOOKS)

密会 (Shinchosha CREST BOOKS)

  • 作者: ウィリアム・トレヴァー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

新潮社のクレストブックスです。ドンビキな表紙ですけど(笑)、内容は良さそうですよ。なんといっても中野恵津子さん訳だし。内容は「自分はあの時、たしかに愚かだった…。アイルランドとイギリスを舞台に、執着し、苦悩し、諦め、やがて立て直していく男と女。英語圏最高の短篇作家が、人生の苦さと深みを、静かなまなざしで描く12編を収録。」ということです。
 
 
二月の花

二月の花

  • 作者: ファン ウー
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: 単行本

ランダムハウス講談社の単行本です。内容は「故郷を離れ、都会の大学に入ったチェン・ミーンは七つ年上で少数民族出身のミャオ・イェンと出会った。自由で気ままなイェンに翻弄され迷惑がっていたミーンだが、次第に彼女に惹かれ、やがてふたりのあいだには強い絆が―しかしイェンは、自分に追いつこうと必死で"大人の女"になろうとするミーンのまえから姿を消した…まぶしいくらいに真っ直ぐな、チャイニーズ・ラブストーリー」ということです。
 
ということで、本日は以上です。



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喪失の響き ほか [新刊情報]

本日の気になる新刊本情報です。
 
 
喪失の響き

喪失の響き

  • 作者: キラン・デサイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

きれいな表紙ですね~。でも、そんなことを言っている場合ではない、ブッカー賞受賞作品ですよっっ、早川書房の単行本、ハヤカワepiブック・プラネットです。2006年度のブッカー賞受賞作品で、これは楽しみに待ってた方も多いのでは? インド生まれとかに気を取られがちですが、なにげに女性最年少受賞者でもあったんですね。
 
内容は「少女サイは、インド人初の宇宙飛行士を目指していた父を母と共に交通事故で亡くすと、母方の祖父である偏屈な老判事に引き取られた。老判事はすでに引退し、ヒマラヤ山脈の麓の古屋敷に隠居していたが、孫娘の出現は判事と召使いの料理人、そして近所の老人たちの慰めとなるのだった。やがてサイは、家庭教師のネパール系の青年ギヤンと恋仲になる。急速に親密になっていくふたりだが、ネパール系住民の自治独立運動が高まるにつれ、その恋には暗雲がたちこめる――。」
 
ということで、なかなか読みやすそうな感じですよね。前半おもしろく、後半は考えさせられって感じなのかしら?
 
 
芝生の復讐

芝生の復讐

  • 作者: リチャード・ブローティガン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/03/28
  • メディア: 文庫

新潮社の文庫本です。変なタイトル、と思ったら、ブローティガンではないですか。これは1986年に晶文社から単行本で出て、その後、絶版になって復刊ラブコールがかかってた本みたいです。文庫本になって良かったですねえ。
 
内容は「雨に濡れそぼつ子ども時代の記憶と、カリフォルニアの陽光。その明暗のはざまに浮かびあがる、メランコリアの王国。密造酒をつくる堂々たる祖母、燃やされる梨の木、哀しい迷子の仔犬、ネグリジェを着た熊、失われた恋と墓のようなコーヒー、西瓜を食べる美しい娘たち……。囁きながら流れてゆく清冽な小川のような62の物語。『アメリカの鱒釣り』の作家が遺したもっとも美しい短篇集。」
 
ということなんですが、私たちにとって見逃せなかったのが「「ブローティガンと翻訳家・藤本和子。大学時代、この二人に出会わなければ、私はまるでちがう人生を歩んでいただろう。」(解説より)――岸本佐知子」ってところだったりもしますw
 
 
カレル・チャペック短編集 2 (2)

カレル・チャペック短編集 (2)

  • 作者: カレル・チャペック
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

カレル・チャペックの短編集も2冊目が出ましたよ、青土社の単行本です。内容は「金庫破りの完全犯罪がいとも簡単に崩されたわけ。伯爵夫人はなぜスパイ活動に奔走するのか。意外な真相の赤ちゃん盗難事件。手練の結婚詐欺師がはまった罠とは・・・・・・。人生の機微を凝視するチャペック特選の、奇妙な味わいに満ちたショート・ミステリー群。」ということで、これもおもしろそうですねえ。
 
 
聖者は口を閉ざす

聖者は口を閉ざす

  • 作者: リチャード・プライス
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

文藝春秋の単行本です。内容は「非行少年を救おうとした高校教師が襲撃された。口を閉ざす教師は誰を守っているのか? 米読書界が絶賛する感動大作。映画化予定」ということで、これはなかなか骨太な感じみたいですよ。読みごたえを期待して良さそうです。
 
 
ランドルフ・メイスンと7つの罪

ランドルフ・メイスンと7つの罪

  • 作者: メルヴィル・デイヴィスン・ポースト
  • 出版社/メーカー: 長崎出版
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

長崎出版の単行本、<海外ミステリGem Collection>の第13弾です。内容は「法の抜け道を探り、罪人を助ける悪徳弁護士ランドルフ・メイスン。知識と知性を勝ち得た男に死角はないのか? 7組の依頼人たちに詐欺や強盗のみならず、殺人までを指南し、完璧な策略のもとに細かな指示を与えるのだが…。」ということです。こりゃまた気になりますよね~っ。
 
ということで、本日は以上です。


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古城ホテル ほか [新刊情報]

本日はかなり気になる感じの本を2冊ご紹介ですっ。
 
 
奏でる声

奏でる声

  • 作者: スーザン・エルダーキン
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

中央公論新社の単行本です。内容は「愛し方がわからない大人と子ども。人間から忘れ去れた精霊たち。絆を奪われた孤独な魂が触れ合う時、オーストラリアの赤い大地に愛と痛みのコーラスがこだまする…。風と精霊と少年の旅を描く、新進作家の話題作。」ということで、オーストラリアの新進作家、どうなんでしょうね~。
 
 
古城ホテル

古城ホテル

  • 作者: ジェニファー イーガン
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2008/03/20
  • メディア: 単行本

ランダムハウス講談社の単行本です。内容は「ある囚人が監獄で書き上げた1篇の小説。それは、風変わりなホテルに「囚われた」人々の奇怪な世界。やがて、彼と他の囚人たちに驚くべき変化が…。米国各紙誌が絶賛した、21世紀のゴシック・ゴーストストーリー。」ということで、なんかこれ、期待させません? タイトルからしてソソりますよね。
 
ということで、本日は以上です。

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道化の町 ほか [新刊情報]

本日の気になる新刊本情報です。本日は河出書房の単行本を2冊ご紹介っ。
 
 
太平洋の防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちは (世界文学全集 1-4) (世界文学全集 1-4)

太平洋の防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちは

  • 作者: フランソワーズ・サガン
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/03/11
  • メディア: ハードカバー

まずはこちら、<池澤夏樹=個人編集 世界文学全集>の第4弾です。内容は「愛の本質を見つめつづけ、世界に大きな影響を与えた二人の女性作家の代表作を集成。仏領インドシナを舞台に、美しい娘と彼女に焦がれる男の駆け引きを描いたデュラスの2作と、サガンが19歳で発表した衝撃のデビュー作。」ということで、新訳とかでもないんですよね。全集を全冊揃える方は買うだろうけど、これ単品となるとちょっと厳しいかなあ。でもまあ、読んでない方には良い機会になりますよね。
 
 
道化の町 (KAWADE MYSTERY)

道化の町

  • 作者: ジェイムズ・パウエル
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

こちらは<KAWADE MYSTERY>の一冊です。内容は「道化師ばかりが暮らす町で発生した殺人事件。被害者は道化師、凶器は投げつけられた毒入りパイ…。EQMM読者賞を獲得した表題作ほか全12編。当代随一のユーモア・ミステリの名手、本邦初の傑作集。」ということで、道化師ばかりでどうやって生活してるんでしょうね。他にも「ジャックが豆の木の上から持ち帰った魔法のめんどりの盗難事件」だとか、楽しませてくれる傑作集に仕上がってるようですよ。
 
 

 
ということで、本日は以上です。


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オンディーヌ ほか [新刊情報]

本日の気になる新刊本情報です。
 
 
本日は古典にひたれ~ってことで♪
 
 

オンディーヌ

  • 作者: ジロドゥ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: 文庫
おなじみ光文社古典新訳文庫ですが、この作品はまだ入ってなかったんですね。そっちのほうが意外かも。内容は「森のなかの湖畔近くで暮らす漁師の養女オンディーヌ。ある日、騎士ハンスと出会い、恋に落ちる。ハンスも美しい彼女に魅(ひ)かれ、ともに城での生活を始める。ただ、彼女は人間ではなく、水の精だった――。「究極の愛」を描いたジロドゥ演劇の最高傑作。」ということです。
 
 

狂気の愛

  • 作者: ブルトン
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: 文庫
こちらも光文社古典新訳文庫です。プラトンも入っちゃいますか~。内容は「「愛のどんな敵も、愛がみずからを讃える炉で溶解する」。難解で詩的な表現をとりながら、美とエロス、美的感動と愛の感動とを結びつけ、執拗に考え抜く。その思考実験の果てに、あまりにも美しい娘(と妻)への、究極の愛の手紙が置かれる。」ということです。
 
 
ギリシア・ローマ時代の書物 新版

ギリシア・ローマ時代の書物 新版

  • 作者: ホルスト・ブランク
  • 出版社/メーカー: 朝文社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本
だからもうここまで遡っちゃう(笑) ただ、この本って新版とはいえ、去年の11月に出たばかりの本の新版みたいなんですが?(謎) 内容は「古代ギリシア・ローマ時代の書物と図書館をテーマにした研究書。書物の形状や製作方法、普及の実態はもちろん、収集や保管のための図書館がいつ設立され、また誰が読み、書いたのかなど、様々な問題について解明。」ということで、ちょっと興味はわきますよね、けっこうお高い本ですが(笑)
 
ということで、本日は以上です。

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英雄を謳うまい ほか [新刊情報]

いきなりでごめんなさい、ブログ引っ越しました~。でも、内容はいつもどおりに本日の気になる新刊本情報です(笑) 今日はビックリはないけど、ニンマリする人はいるかなってところで。
 
 

英雄を謳うまい (村上春樹翻訳ライブラリー c- 10)

  • 作者: レイモンド・カーヴァー
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本
まずはこちら、<村上春樹翻訳ライブラリー>もこれで10冊めですね。さすがに順調~。内容は「来るべき作品世界を暗示する最初期の習作群、単行本未収録の詩、自作を語るエッセイや本の序文、書評、死を目前にした最後の散文まで。作家カーヴァーの起点と終着点を結び、主要なコレクションを補完する作品集。」ということです。
 
 

あなたに不利な証拠として

  • 作者: ローリー・リン・ドラモンド
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 文庫
こちらはポケミスからの文庫化ですね。5人の女性警官の読ませるミステリってことで、「2006年『週刊文春』ミステリーベスト10 第1位」「2007年版『このミステリーがすごい!』 第1位」「アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀短篇賞受賞」という華々しさ。けっこう話題になっていたんで、気になってるうちに時が流れちゃった方にはチャンスですね。内容は「厳しい現実と闘い、苦悩する五人の女性警察官たち。大反響を巻き起こした傑作短篇集。」ということです。
 
 

カリフォルニア・ガール

  • 作者: T.ジェファーソン・パーカー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 文庫
こちらは単行本からの文庫化。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作品ということで、こちらも気になっていた方にはチャンスですね。内容は「オレンジ出荷工場の廃屋で、首を切り落とされて殺害されたジャニル。幼い頃の彼女を知るベッカー家の三兄弟は、それぞれの立場で事件の闇に踏みこんでいく。ニックは捜査を指揮する刑事として。アンディは取材にあたる記者として。デイヴィッドは彼女を助けていた牧師として。ジャニルの、そして少年時代の記憶をたゆたいながら、やがて見つけた真相は――」ということです。
 
ということで、本日は以上です。

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