鉄腕ゲッツ行状記 ほか
チベットに自由と平和を! ということで、本日の気になる新刊本情報です。今日はなんだか古き佳き特集みたいな?
まずはこちら、白水社の単行本です。自叙伝なんですが、16世紀前半の自叙伝ですよっ。内容は「勇敢な騎馬武者か、はたまた無法の盗賊騎士か。戦場で失った右手に精巧な鉄製義手を付け、16世紀前半の神聖ローマ帝国を舞台に、武勇の限りを尽くした男の前代未聞・痛快無比の自叙伝。」ということで、なんだか楽しそうですねえ。
岩波書店の文庫本です。この作品は映画化にともなって河出書房新社から文庫本が出たのが2004年、なぜ今になって? と思ったけれど、初のイタリア語原典からの翻訳みたいだし、古典ブームだからいいかな。私たちまだ読んでないし(^^;)^^; 内容は「1860年春、ガリバルディ上陸の報に動揺するシチリア.祖国統一戦争のさなかで改革派の甥タンクレーディと新興階級の娘アンジェリカの結婚を許すサリーナ公爵だが……。滅びゆく伝統とは? 名誉とは? 貴族とは? ストレーガ賞に輝く長篇小説、ヴィスコンティ映画の原作を、初のイタリア語原典からの飜訳で世に贈る。」ということです。
んでもって、こちらは岩波文庫の復刊本です。内容は「夕暮れの公園で何気なく撮った一枚の写真から、現実と非現実の交錯する不可思議な世界が生まれる「悪魔の涎」。薬物への耽溺とジャズの即興演奏のなかに彼岸を垣間見るサックス奏者を描いた「追い求める男」.斬新な実験性と幻想的な作風でラテンアメリカ文学界に独自の位置を占めるコルサタル(1914―84)の代表作十篇を収録。」ということで、買ってすぐ読むというより、とりあえず買ってストックしておくって方が多そうな?(笑) 早めに読んであげてください。
こちらも同じくです。じつは私たち、ちょうどバルガス=リョサ「楽園への道」で何度も出てきて、この本読もうかと話していたところなんですよね。内容は「モリス(1834‐1896)にとって美は人びとの実生活の中に実現されてこそはじめて意味があった。本書で彼は社会主義者として未来社会との対比という形で当時の資本制社会と機械文明に対し痛烈な批判の矢を放つが、同時に美術家としてもその抱いていた美と芸術の理想を豊かに描き出す。それがまたこの物語に不思議な明るさを与える。」ということで、現代人には理想のユートピアとは受け取れないでしょうが、それはそれで割り切って違った読み方をすればいいのかもって気がします。
本日は以上です。
まずはこちら、白水社の単行本です。自叙伝なんですが、16世紀前半の自叙伝ですよっ。内容は「勇敢な騎馬武者か、はたまた無法の盗賊騎士か。戦場で失った右手に精巧な鉄製義手を付け、16世紀前半の神聖ローマ帝国を舞台に、武勇の限りを尽くした男の前代未聞・痛快無比の自叙伝。」ということで、なんだか楽しそうですねえ。
岩波書店の文庫本です。この作品は映画化にともなって河出書房新社から文庫本が出たのが2004年、なぜ今になって? と思ったけれど、初のイタリア語原典からの翻訳みたいだし、古典ブームだからいいかな。私たちまだ読んでないし(^^;)^^; 内容は「1860年春、ガリバルディ上陸の報に動揺するシチリア.祖国統一戦争のさなかで改革派の甥タンクレーディと新興階級の娘アンジェリカの結婚を許すサリーナ公爵だが……。滅びゆく伝統とは? 名誉とは? 貴族とは? ストレーガ賞に輝く長篇小説、ヴィスコンティ映画の原作を、初のイタリア語原典からの飜訳で世に贈る。」ということです。
んでもって、こちらは岩波文庫の復刊本です。内容は「夕暮れの公園で何気なく撮った一枚の写真から、現実と非現実の交錯する不可思議な世界が生まれる「悪魔の涎」。薬物への耽溺とジャズの即興演奏のなかに彼岸を垣間見るサックス奏者を描いた「追い求める男」.斬新な実験性と幻想的な作風でラテンアメリカ文学界に独自の位置を占めるコルサタル(1914―84)の代表作十篇を収録。」ということで、買ってすぐ読むというより、とりあえず買ってストックしておくって方が多そうな?(笑) 早めに読んであげてください。
こちらも同じくです。じつは私たち、ちょうどバルガス=リョサ「楽園への道」で何度も出てきて、この本読もうかと話していたところなんですよね。内容は「モリス(1834‐1896)にとって美は人びとの実生活の中に実現されてこそはじめて意味があった。本書で彼は社会主義者として未来社会との対比という形で当時の資本制社会と機械文明に対し痛烈な批判の矢を放つが、同時に美術家としてもその抱いていた美と芸術の理想を豊かに描き出す。それがまたこの物語に不思議な明るさを与える。」ということで、現代人には理想のユートピアとは受け取れないでしょうが、それはそれで割り切って違った読み方をすればいいのかもって気がします。
本日は以上です。
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